手りゅう弾埋めた？
組員「手りゅう弾埋めた」 横浜の団地捜索も見つからず
薬物の所持で警視庁に逮捕された指定暴力団稲川会系組員の男が、調べに対し「仲間から預かった手榴（しゅりゅう）弾のようなものを横浜市内の団地の敷地内に埋めた」と供述していることが２１日、分かった。
警視庁組織犯罪対策５課などは同日朝から、火薬取締法違反容疑などで横浜市栄区飯島町の県営団地の敷地内を捜索したが、手榴弾などは見つからなかった。
調べでは、男は今年秋に逮捕、起訴されて拘置中。「今年に入り、仲間から袋に入ったものを預けられた。中は見ていないが手榴弾か拳銃（けんじゅう）かもしれない」と供述した。
警視庁の爆発物処理班などは団地１棟の１０数世帯に避難指示を出し、２０人態勢で敷地内を捜索した。(2006/12/21 14:02、産経新聞)
