高専カンファレンスin神戸に参加してきた

行ってきましたよ.神戸に.発表もしてきたよん.
なんだかんだいって神戸って近いんですねー阪神なんば線さまさまですよ.実はこの路線で難波よりも向こうに行ったのはこれが初めてでした.


で,着いた会場は学園都市なる場所.(結局能力者は居ませんでしたが*1
いいですね.こういう会場があるのは〜
いつも通りの奈良高専率に驚愕しつつ,発表を聞いてました.

本発表

今回の本発表はメカニカルなものがたくさんありました.
xmmmさんの「発電所の作り方」に関する発表や,Zak Sawaさんの「大人向けのロボットコンテスト」に関する発表などなど.
発電所ってちゃんと作っているんだなぁとか,マイクロマウスぽねーとか,思うところがたくさんあって,とっても刺激でした.
ほかの発表では,神戸高専文芸部の話にはびっくりでした.各部の上級生が文化部合同誌のためにカンパしてくれているというのには驚きですね.すごい行動力だと思いますし,見習いたいところです.うちの高専には文芸部はないからなぁ
あとは,Jackieさんの発表,「8年生は見た!」はタイトルからでは想像もできないような内容でした.ふたを開けると,高専生活の処世術(?)的な発表で,考えさせられる内容だったように思いますね.
高専生ってなんか変な人多いですからね…高専生同士で話し合ったり,それをまとめようと思ったりすると苦労が多いように感じます.

LT

LTは,特におだんでさんの発表が興味深かったかな.
英語が苦手なのは高専生の永遠のテーマですからねー
好きな漫画の英語版を読む…か.私もやってみよっかなw
後のLTはみんな身内ばっか.奈良高専こえー
そんななかで,私も発表してきましたよっ!インターシップに関する発表をしてみました.pixivさんにはなんかホント申し訳ないです><
後から見ると,「はずかしっ」ですが,まぁまたなんか発表をする機会があればそれに生かしたいなー

通称「あずにゃんぺろぺろ騒動」について思うこと

さて,今回のLT発表でやはり一番注目を受けたのはなんといっても,id:fistoさんの「あずにゃんぺろぺろ」でしょうか?
私が懇親会に参加しているときとか,結構炎上してたみたいですからね.
それについて,ちょっと思ったことを書きたいと思います.といっても,私は思想家でもなんでもないので,さほど意見は持ち合わせてませんが><;まぁカンファに参加している一高専生の感想だと思って読んでくださいね
前置きとして,私はfistoの超絶身内です.部活の後輩ですので,私が1年生の時から知り合いです.なのでちょっと偏っているかもしれませんけど,そこはまぁご愛敬って事で

とりあえずTogetterのまとめを見ているとなかなかアンチられてましたよねー後の方に行くとクールダウンもしてますけど,はじめの方が結構熱くなっちゃってますよね

  • 技術系カンファレンスの癖に技術してないじゃん
  • 高専生の恥さらし
  • ただのオフ会じゃん

とかなんとか,disられている物が目に付いてしまいますねー
まぁdisっているサイドの言い分もよく分かりますし,高専に対する愛からその発言が来ているように思うので,頭ごなしに否定することはできないですけど,読んでてちょっと寂しい気持ちに…


で,ですね.とりあえず私の結論をはじめに書くと,「そう固くなるなよ…もっと楽しもうよ」っていう楽観的な発想です.でも,これ言っちゃうと思考停止になっちゃうので,まぁ少し意見を箇条書きしたいと思いますー

fistoさんについて

彼を知っている身としては,彼がdisられちゃったのは非常に悲しい思いです.彼自身は落ち込むような人ではないので,そこが救いですけどw
彼はとっても良くできた人ですし,しっかりとした考えそれなりの常識ユーモアを持った人です.ただ,それがあの発表だけだと伝わりにくかったのかなぁと思うところです.
とりあえず彼に会えばきっと印象が変わるはずっ

あずにゃんぺろぺろ」と言う言葉の持つイメージについて

これが各人結構違うんじゃないかと思う次第です.
たまにTwitterのRTとかで回ってくる事がありますけど,「あずにゃんぺろぺろ」を頻繁に言っている人*2の中にはホントに狂気を感じる人も居るように思います.
そういう方がTL上に居て,かつ良い印象があまりない人はきっと拒絶反応を起こしちゃうんだろうなぁとか思ったり

高専カンファレンスに対するイメージの違い

きっとこれも相違があると思います.カンファレンスってきくとどうしても堅いイメージが出てきますよね.まぁ仕方がないことだと思います.私も一昨年のin東京に参加するまではそうでした.
in東京に参加するまでは,カンファレンスって聞くと
「おじさんたちがプレゼンをして,怖い顔で討論する所」
だというイメージがあり,楽しいという印象はありませんでした.プレゼンに対しても,すごくわかりやすい(ジョブズみたいな)か,すごくわかりにくい専門的な物しか無いと思ってたので敷居が高く,私のような素人が入っていく事のできる物では無いと思ってました.
しかし,参加してみると,とってもフランクな発表があったり,高専生の日常に関する発表があったりと,楽しくて良い意味で敷居が低かったように思います.まさに目から鱗でした.


そして,その後運営者サイドとしても高専カンファレンスに参加させて貰いましたが,そこでは組織としての構造にも驚かされました.色々とゆったりとしてるんですよね.
それに対して多分「もっとしっかりと体裁を整えろ」と渇を入れたくなる人も居る*3と思いますけど,この構造は怠慢から来ているのではなく,意図的にそうしているのだと思います.
in奈良の際にJuneさんと何度かやりとりをして感じたんですけど,彼らは,良い意味で何でもできるカンファレンスというのを高専カンファレンスでは実現させたかったのだと思います.Juneさんにせよおびなたさんにせよ,今社会人として第一線でバリバリ働いている人達です.きっと様々なカンファレンスには何度も参加されていると思いますし,カンファレンスの運営組織の構造をガチガチにするノウハウもご存じだと思います.ただ,組織の構造をガチガチにするとかしこまってしまって,敷居が高くなってしまうのでしょう.そうなると多分,in東京で私が抱いた印象のようなカンファレンスは実現できなかったように思います.*4
私は今のカンファレンスの雰囲気が好きですので,この運営の形に賛成です.ただ,この運営の形だったら「参加者が1000人とかの巨大なカンファレンス」は実現できないでしょうし,Juneさんやおびなたさんなどの立ち上げメンバーさんも大きくなることは望んでいらっしゃらないようです.


まぁ,何が言いたいかというと,「みんなカンファレンスという言葉にとらわれすぎだよ」ってことです.
高専カンファレンスはそんな敷居の高い所ではないし,ちょっと失礼ですけどそんなに影響力がある所でもないように思います.
だからといって,何やっても良いって訳ではないですけど,今回の騒動はここまでdisられないといけないことだったのでしょうか?私はそうは思いません.高専生が集まっているイベント(ex.プロコン)では高専生のこういう行いが普通にありますし,それがストリーミングで流れていた事もあるように思います.*5高専クラスタだもの仕方がないじゃんw

さっきから見てるとオフ会じゃないの?

オフ会なのかもしれませんね.まぁただオフ会じゃプレゼンはしないでしょーだからオフ会じゃないのかもしれません.
私自身,高専カンファレンスに行くことは,発表を聞くことも重要ですけど,それと同じかそれ以上に人との出会いを重要視しています
他の参加者にもこういった考えを持っている人って多いんじゃないかなぁ
広がれ!高専の輪!

まとめ

要は肩の力を抜いて一緒に楽しもうよってことです.
私は今の高専カンファレンスが大好きです.プレゼンのおもしろさを教えてくれたのは高専カンファレンスでした.高専生同士が集まる楽しさを教えてくれたのも高専カンファレンスでした.ここには書ききれないほどたくさんの良い刺激を与えてくれました.
そして高専カンファレンスは,私のような人にも発表の機会を与えてくれてます
これからも高専カンファレンスには続いて貰いたいですし,まぁ楽しいと思う人間が居る限り続くでしょうw
今回の騒動でdisってた人の中には会場に来たことが無い人が結構居たように見えましたが,そういう人はぜひ!!参加してみたら良いと思います.USTで得る印象と会場で得る印象って言うのは良い意味で違うんじゃないかなぁ

懇親会+遠足

すむむさんとか,じぐそうさんとか,いろいろなプロ高専生に出会いましたとさ.
とくにじぐそうさんは初見でした.
前評判から,もっととんでもない人かと思ってたら,結構普通だった*6
神戸の街が堪能できましたー楽しかったっ!

最後に

今年も高専カンファレンスに幸あれと思う次第です.


追記

ちょうぶんかくのつかれた…

*1:黒子をリスペクトした人は居たw

*2:恐ろしいレベルのへんたいさんw

*3:先日のカンファレンスカンファレンスでJuneさんやおびなたさんに,「公式アナウンス」のようなものを期待していた人はきっとこういう意見を持っている方でしょう.

*4:まぁ私自身高専カンファ以外のほかのカンファレンスにはろくに参加したことがないので,結構想像ですが><;

*5:数年前の某プロコンのエキシビションとかw

*6:まぁ普通のへんたいって意味だけどね